女は手マンで感じるとは限らない！？／女が感じるセックスとは

女は手マンで感じるとは限らない！？

セルフプレジャーでは感じるのに、男性から手マンを受けるとなぜか気持ちよくない！愛しているのに、彼からの手マンが苦痛！そう語る女性は少なくないといいます。

手マンはセックス時に避けては通れない、クンニとセットになる程の愛撫の一つですね。男性目線で語れば、手マンは絶対気持ちいいはず。だってAVで気持ちよさそうにしていたから……。

もちろん全ての女性が手マンで快楽を感じない、痛みを感じると答えるわけではありませんよ。たまに痛みを感じると答える女性もいれば、手マンだけは勘弁してと拒否感を顕わにする方もいます。

男性と女性が思うセックス、快楽に関する価値観の不一致、そして女性の身体を知っているようで知らない男性の無知が、手マンへの不平不満を生むことにつながるのです。

女性も気持ちよくないからやめてとは、男性に言いづらいもの。だからこそ、手マン＝気持ちいいとダイレクト変換はせずに、女性視点でのプレイを心がけていきたいものです。

男性からの手マンが気持ちよくなくとも、挿入行為でしっかりクライマックスを迎える女性は少なくありません。

さて、なぜ女性陣は手指による愛撫で感じないのか？ここでは本題となるその理由を真面目に考えていきましょう。

・男性の手マンがガシマンすぎる
・女性が疲れていたり、ストレスを抱えこんでいるため
・妊娠後や婦人病、過去のトラウマなどで不感症気味

女性側に原因がある場合もありますが、その大多数は男性側に非があると考えられます。

女性への手マンを悪しき行為へと変えてしまう要因には、AVの影響力があります。ようするに指をハードにガシガシ動かし、強めにアソコを刺激することで、女性器が擦れたり傷ついてしまうわけです。

快楽受容体である女性器だとしても、ガシマンをされてしまうと、快楽よりも痛みを覚えやすいのは致し方がないこと。

少し強めの手マンが好みという女性ももちろんいますが、ほとんどの女性は感じるどころか痛いと訴えているのです。

AV神話を基盤にしたプレイは、セックスをしているという強い満足感こそ得られますが、それは女性に寄り添ったプレイとは到底いえません。

どの程度の深さを、どんな角度で刺激したらいいのか、女性の反応を見ながら判断していくことが大切です。指の腹部分で軽くプッシュを基本に、刺激するスピードはあくまで中程度を意識すべし。また、より深部を好むのか、浅部の刺激に弱いのかも、かなり個人差がありますよ。

潮を吹かせたると意気込んでしまうと、自然にガシマンになってしまうので、まずは手マンとAVを切り離すことからスタートしてみませんか？

女性が気持ちよくなってほしいから、一生懸命手マンを頑張っているのに……。そう落胆する男性はいると思いますが、女性が感じる気持ちよさは力任せの手マンで誘導されるものではありません。

さて、最後に女性がリラックスした状態で手マンを楽しむ為に、徹底したいマナーについても触れていきましょうか。

①女性の反応を見極め、苦痛を感じた様子があればすぐに手マンをやめる
②女性器を傷付けない為にも、しっかりと爪は切ること（たっぷりのローションを使ってくださいね）
③手指を挿入するだけでなく、優しい言葉掛けを同時にかけること

これらを意識するだけで、女性の緊張感や不安は和らぎ、手マンを含めた愛撫、セックスがより愛のある行為に変換されるはずです。

セックスの気持ちよさ、愛ある行為をしているという実感は、二人が寄り添い分かち合うこと。決して、独りよがりな手マンからは、何も生まれないということを肝に銘じておきましょう。